少しずつでもフランス語マスターを目指す!

フランス語にまつわるあれこれを書いていくブログです。

ワールドカップ・フランスが優勝!でもちょっともやもや感が残る決勝戦。。。

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さて、今年のワールドカップ。

見事フランスの優勝で終わりましたね。

 

大会が始まった時には、2年前のEURO2016の思い出を書いていたんですが。

slowmotion-fmxx-society.hatenablog.com

 

まさか期待どおり本当に決勝まで勝ち進んで優勝してしまうとは。。

そして2年前のようにフランス有利という予想もあって心配もしていたんですが。

 

ネット上でも、優勝してお祭り騒ぎになっているフランスの様子が映し出されていて、昨日はさぞかし盛り上がったんだろうなあ、と想像していました。

 

私も昨日は決勝戦を見ていました。

で、スコアの上では4対2とフランスが完勝になっているわけですが、私的には非常にモヤモヤが残る決勝でした。

そもそも試合中からずっとモヤモヤ感を持ちつつ見ていたんですが、風呂に入っているときになんでだろう?とずっと考えていてやっとわかったので、以下にそのモヤモヤポイントをいくつか述べたいと思います。

 

1 そもそも基本的にクロアチアの方が魅力的なサッカーをしていた。

私はフランス留学で2年間フランスに暮らし、今もフランス語を勉強し、フランス文化やフランスという国にも(基本的には)ポジティブな印象を持っています。

ただし一方で、そもそも昔はサッカー部で攻撃的MFだったんですよ。

なので、基本的にはフランスを応援しつつも、サッカーファンとしてやっぱり「いい試合」「面白い試合」が見たい

 

そして、私の中ではフランスチームの強さというものを決勝トーナメント1回戦のアルゼンチンとの試合でとても印象に残っていたので、(「作戦」としてフランスが攻められていること自体には別にいいけど)鋭いカウンターやパス連携のうまさ、といったものを期待していたんですよ。

ただ、少なくとも前半はセットプレーによる得点以外にはあまりいいプレーは見られなかったと思うし、ミスも多かったように思えました。

さらに、後半フランスが追加点を入れた後は、クロアチアも段々これまで疲労からか動きが鈍くなってきて、フランスもひたすら引いて守っているし。。。

んー、フランスが優勝したこと自体はとてもよかったのですが、最後まで汗にぎる試合ではなかったですね。

まあ、私が、ワールドカップの決勝戦に過剰な幻想を抱きすぎ、ということですかね。

 

ただ、これだけは言っときますが、後半のポグバ、ムバッペのゴールは文句なしに素晴らしかったと思います。

 

2 1点目のFKを得たグリーズマンのファウル判定が。。

これはツイッターなどでも散々言われているようですが、1点目のFKを得た場面は、ビデオを確認すると明らかにファウルではありませんでした。

実際にリアルタイムでも何度かプレーが再放送されていましたが、グリーズマンペナルティエリアの前で一旦ボールを受けると、一旦止まって、相手がアタックにくるのを待って自らダイブをしているのは明確です。

 

むしろここをVAR(ビデオ・アシスタント・レフィリー)で確認すべきだったんじゃないの?、という気がします。

 

今回の大会ではVARが導入され、それによって流れが変わる試合もありましたが、結局は審判にそのテクノロジを使うかどうかが委ねられており、今後はその運用というのも課題でしょうね。

2点目のハンドによるPKの場面では、審判は一旦流したものの、フランス側の猛抗議でVARを使い、それでPKになったわけですもんね。

 

正直、前半は本当にクロアチアがいい流れを作っていたので、フランスを応援していても、あの瞬間は主審に対して「あの判断はないわー」と思っていました。

(ちなみに2点目のPKを与えたハンドの判断自体は、(クロアチアに悪いけど)「超微妙だけどファウルになってもしょうがないもの」だと僕は思っています。)

 

3 決勝戦の最後の1点:GKロリスの超凡ミス 

これはね、正直笑うしかなかったですね。

(いや、誰にでもミスはありますし、しかも舞台はワールドカップの決勝ですけど、いくらなんでもという感じがします)

そもそも足元の技術としてフィールドプレーヤーとキーバーでは全く違うわけですから、向かってくる敵を簡単にかわせるわけないんですよ。

どこでもいいので大きくクリア、の場面でしょう。

 

今大会はフランスチームはキャプテンであるロリスの的確な判断と大活躍でここまできていると思っていたので、残念でならないです。

 

個人的には今大会のGKで一番間抜けをやってしまったのは、ドイツ対韓国戦の一番最後のシーン(負けるとGL敗退が決まるドイツは、GKも含めて全員参加で最後の攻撃をする。しかし、GKがボールを韓国に奪われ前線にロングパスして無人のゴールに吸い込まれた、というシーンです)と思っていたのですが、それはあくまでも全員参加のリスクなのでね。。。

GKにバックパスされたものを取られてゴールされるというのは、小学生のサッカーじゃないんだからやっぱりダメでしょう。

 

まとめ

せっかくフランスが勝ったのに愚痴ばっかりになってしまいました笑。

が、結論としては、フランス優勝おめでとう!には全く変わりありませんので。

 

それにしても、まだまだ若いチームです。

2年後のEURO2020も4年度のカタールでのワールドカップでも本当に楽しみです。

 

それではまた。

A la prochaine fois