少しずつでもフランス語マスターを目指す!

フランス語にまつわるあれこれを書いていくブログです。

フランス語の名句や名フレーズを覚えるのにおすすめの本 

以前のエントリーで、フランス語のかっこいいフレーズ、印象に残ったフレーズの一つを紹介したんですよ。

 

slowmotion-fmxx-society.hatenablog.com

 

人によってかっこいい、すばらしい、と感じるフレーズや文は違うと思いますが、自分が気にいった文だとやっぱり覚えやすくなりますよね。

 

それで、そういう「名言から学ぶフランス語」みたいな本はないかなーと思っていたところ、我が家に過去の文学作品などからの名句を一日一句紹介している

白水社毎日1文 筆記体でフランス語」(榎本恵子)

という本があったので紹介したいと思います。

 

筆記体

まず、この本ですが、本来は筆記体の練習をするための本なんですね。

実際にフランスに住んだり留学するとわかりますが、あっちではブロック体で文章を書くことはあまりなくて、基本は筆記体です。

いくらPCやタブレットスマホで入力することが多くなったとはいえ、フランスに留学するとなると日常生活を送っていると普通に手で書く(écrire à la main)ことは多いですし、語学試験に限らず多くの試験でも結局は手書きです。

ですので、フランス語を学ぶ時に筆記体をすらすら書けるということは結構大事なんです。

 

筆記体で名句を一日一文

この本は、筆記体で毎日紹介される一文をお手本通りに書いていく、という形のシンプルな本です。

例えば、本日は6月5日ですが、その日のページ(P66)を開くと以下のようなフレーズが出てきます。

※実際には筆記体で書いてあります。

 

le 5 juin

De deux choses lune / l'autre c'est soleil

二つのもの、月/もう一つは太陽

ジャック・プレヴェールの詩集「パロールParoles(1945年)より

 

このような感じで、1日に一つずつ有名な文学作品などからフレーズを紹介しています。

 

ちなみにジャック・プレヴェールの「パロール」は有名ですよね。

私は昔見ていたNHKの「テレビでフランス語」のなかで知りました。

 

確か記憶では、

・講師を國枝孝弘さんとパトリス・ルロワさん
・ナビゲーターを知花くららさん

が務めていたときで、個人的にはテレビでフランス語のシリーズで一番よかったと思っています。

 

 

毎日5分のチャレンジ:iPadApple Pencilを使うとさらに快適に

少し脱線してしまいました。

実際にこの本にのっているくらいの文章であれば短い時間で練習できますし、気に入ったのであれば何度も暗唱して覚えてしまうこともできます。

 

さらに、電子書籍化(PDF化)してiPadのGoodnote4のなかに入れてしまえば、Apple Pencilを使って空いた時間にどんどん書き込んでいけます。

 

というわけで今回は筆記体の練習と名句・名フレーズを覚えることができる白水社「毎日1文 筆記体でフランス語」(榎本恵子)を紹介しました。

毎日1文 筆記体でフランス語

 

 

 

ではまた明日。

A la prochaine fois !