ipadとApplePencil を活用したフランス語勉強法
外国語の学習に関して、みなさんはどのようなツールを使っていますか?
私の場合、フランス語を勉強し始めた当初は、「紙のフランス語教科書」と「紙の辞書」、そして「紙のノート」に「各種のシャープペンシルとペン」を使って勉強していました。
いたって普通ですよね。
ところが、現在はそのすべてをipadとApple Pencilでこなしています。
こうした学習方法については、アップル製品に関するスペシャルなブログ「Apple信者一億人創出計画」の管理人をされている「うぉず」さんの以下の記事を読んだからです。
ちなみにこのブログはアップルユーザーにとっては最高のブログです。
全員ブックマークしておきましょう。
ただ、管理人のうぉずさんの情熱がすごすぎて、たまにディスプレイ画面から本人が出てくるんじゃないかという不安に襲われたりしますが(笑)
とりあえず、この記事で書かれている以下の5つのメリットを読んでいただいた上で、私が現在どのような使い方をしているのか少し紹介したいと思います。
【メリット】
- 検索できる
- 書き直しが何度でもできる
- すべてのデバイスでどこでも見れる
- 一生なくなる事はない
- 音声や画像を簡単に挿入できる
1.まず、フランス語の文章を線やマーカーを引きながら読む
まず、フランス語の文章ですが、私の場合には大きく2つの入手経路があります。
- 1つはBOOKSCANのサービスを使ってPDF化したもの
- もう1つはウェブから直接PDFファイルをダウンロードするか、サファリのウェブページPDF化機能を使ってPDFファイルにしたもの
※ BOOKSCANのサービスについては、また別途記事を書く予定です。
どっちにしても、PDFファイルにするわけですが、まずこのPDFファイルを「GoodNotes4」というPDF編集アプリに取り込み、Apple Pencilでマーカーや線を引きながら読んでいくわけです。
実際に私が使っている動画を見てみてください。こんな感じです。
見ていただくとわかるとおり、蛍光ペンやボールペンなど様々なスタイルのペンが使いたい放題ですし、色も好きなように変更して使えます。
私は、文章を読むときには、ペンなどで書き込みながら読むのが好きなんですが、1回ipadを使ったこうしたやり方を知ってしまうとなかなか紙に後戻りできません。
2.わからない単語を調べる。
一通りマーカーなどを引きながら文章を読むといくつかわからない単語が出てきますよね。
それらの単語を調べるときにはiOSの画面分割機能を使って以下のように調べます。
便利すぎますね。
辞書の場所は左右どちらにも置けますし、必要ないときには端の方にスワイプすると消え、また呼び出すことも可能です。
3.調べた単語をブックマークしてノートをとる(単語帳の作成)、そして見返す。
さて、ここからはさらに深い学習です。
以前の記事で、斎藤兆史「英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書)」を紹介しました。
slowmotion-fmxx-society.hatenablog.com
この本の第5章では、「辞書活用法」となっているのですが、そのなかで、以下のように述べた上で、具体的な単語帳の作り方を紹介しています。
ひたすら辞書を引きながら文章を精読するだけでも十分に読解力は養われるが、さらに語彙力を高めるために、単語帳を作ることをおすすめする(P62)
要するに、これをiPadでやってしまおうというわけです。
これにはノートアプリで使いやすい「Noteshelf 2」と辞書アプリの2つのアプリを2画面で使うことにより実現します。
プロセスとしては、
- 文章のわからない単語を調べたらブックマークに保存しておく。
- ある程度ブックマークの単語が固まったら、左に辞書アプリ、右側にノートアプリを配置し、単語帳を作っていく。
- その単語帳はiPhone(のなかにあるNoteshelf2のアプリ)にも同期されるので電車に乗っているときなどに見直す
といった感じです。
具体的に先ほど調べた「autochtone」を使って実践していきましょう。
いかがでしょうか。
とにかくこれまでカバンのなかに入れていた「紙のフランス語教科書」、「紙の辞書」、「紙のノート」、「各種のシャープペンシルとペン」がiPadとApple Pencilだけになるので脅威的です。
興味をもったあなた!
ぜひiPadとApple Pencilを使って語学学習を加速させましょう!
ではまた
A la prochaine fois !