少しずつでもフランス語マスターを目指す!

フランス語にまつわるあれこれを書いていくブログです。

フランスで語学学校に行く(その1:カヴィラム=アリアンス・フランセーズ)

今回はフランス現地での語学学校のレポートをしたいと思います。

情報が3年前と少し古いですが、少しでもご参考になれば幸いです。

 

目次

 どうやってフランス現地の語学学校を探したの? 

 選んだのは、カヴィラム=アリアンス・フランセーズ

 実際に行ってみて:大まかな流れ

 私視点のメリットとデメリット

 

そもそも私、フランス語の勉強を始めて以来、日本にいる間もいくつかの語学学校に行き、フランス留学中も現地で2つの学校を経験しました。

(結局、現時点で一番ベストと思えるのは「個人レッスン」だ、という結論になったため、現在いわゆる授業のような形でのクラスは受けていませんが。)

 

どうやってフランス現地の語学学校を探したの?

まず基本情報ですが、1つ目のフランス現地の語学学校は アンスティチュ・フランセ東京の

フランス語学留学サポート | Institut français du Japon - Tokyo

を利用して申し込みしました。

フランスも大学院は9月や10月から始まるところが多いのですが、その前の夏休み期間を利用して1ヶ月ほどレベルアップのために通いたいと思ったことがきっかけです。

神楽坂の近くになる「アンスティチュ・フランセ東京」の一階には、フランス語学留学サポートのカウンセリング室があり、事前予約制で相談に乗ってくれます。カウンセリング受付時間と連絡先は以下のとおり(2018年5月現在)

カウンセリング受付時間(予約制)

・ 火曜日~金曜日:14時~19時

・ 土曜日:11時~18時
日・月曜日及び祝日は休業日。

アンスティチュ・フランセ東京 フランス語学留学サポート
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
アンスティチュ・フランセ東京1階受付隣

すでに上のサイトでも学校を探すことができますが、カウンセリングの予約をすると担当者の方がアンスティチュ・フランセと提携しているフランス各地の語学学校のなかから、

・学習リズムや期間、

・学校のロケーション、

・学校規模、

など、自分の好みに併せておすすめの語学学校をいくつかピックアップしていただけますので、そのなかから自分が気に入ったところを選ぶような形です。

アンスティチュ・フランセは、さすがにフランス政府の公式機関というだけあって、パートナーとなっている学校はすべてフランス政府公認の品質ラベル「Qualité Français Langue Etrangère」を取得済みとなっています。

 

実は、これらの語学学校は直接それぞれ学校の公式HPからでも予約ができます。しかし、やはり学校側とのやりとりや、ビザ取得のアドバイス、宿泊場所の確保などもしっかりやってもらえるので、費用はかかりますが、「最初のフランス語学留学」ということであればアンスティチュ・フランセの語学留学サポートはおすすめです。

ただでさえ、私は渡航前は特にばたばたしているので手続をお願いして本当によかったと思っています。

 

選んだのは、カヴィラム=アリアンス・フランセーズ

 留学サポートのアドバイスなども受けて、いろいろと迷った挙句、結局選んだのは、フランス中部にあるヴィシーという町にある「カヴィラム=アリアンス・フランセーズ」というところです。

授業期間が1週間単位から細かく選べることや、都会ではなく田舎でゆっくり過ごしたかったこと、授業の評判が良さそうだったこと、などが決めてになりました。

詳細は、以下のサイトに料金や滞在費、特徴などが載っていますので参考にして下さい 

日本語:http://www.institutfrancais.jp/tokyo/enfrance/osl-recherche/

 フランス語:https://www.cavilam.com/

 

実際に行ってみて:大まかな流れ

ヴィシーまで行く。

まず、この学校はパリからTGVが直行していないため、パリのベルシー駅からは在来線の特急で3時間くらいかかります(結構遠かった・・)

 

ヴィシー駅に着いたら

ヴィシー駅につくと、カヴィラムのマークを来たスタッフの方が出迎えてくれて滞在先のappartementまで案内してくれます(事前に到着日時を伝えておく形)。授業は月曜から始めるのでだいたいみなさん日曜日に到着します。

私の場合はappartementに着いたら、大家さんが周辺の地図をくれたのでブラブラ散歩をしていた気がします。そんなに大きな町ではないので主要部分は徒歩ですべて回れてしまいます。

 

授業開始

授業が始まる日はまず指定された時間に学校に集合し、受付を済ませると講堂みたいなところでまずレベル分けテストを受けて学校生活の説明会を受けます。

その後、クラスの発表があり、指定された教室に行き授業がスタートします。

 

私が受講したのは、「インテンシブコース」というもっとも一般的なコース(週に20時間)でしたが、スケジュールとしては、午前中に読み書き会話などの普通の授業、午後に各自がテーマを決めたアトリエの授業がありました。

 

学食が構内に設置されており、最初の説明会で渡されたICカードに料金をチャージして食べることができます。定食がそれなりに手頃な値段で食べられます。

また構内には図書館もあるのでそこで宿題やコピーなどを行うことも可能です。

 

授業は月から金まで続きます。

 

夜やホリデーの過ごし方

夕方以降や土日、アトリエが休みの日には学校主催でいろんなイベントが開かれています。例えば、ウェルカムパーティー、近郊の町(リヨンやクレルモン=フェランなど)への観光、自然アクティビティ(登山)など結構盛りだくさんです。もちろん、参加せずにゆっくりしていてもOKです。

 

最後に

授業期間が終了したら受講証を受け取って終了です。

金曜日に終わるので大体土曜日にみなさん出発されるようです。学校にあらかじめお願いしておくとヴィシー駅まで送ってくれます。

 

 

私視点のメリットとデメリット

学校側が考えている強みや特長は、先ほど紹介した公式サイトに書かれているので、実際に体験した私から見たメリットとデメリットを書いていきたいと思います。

 

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【メリット】

静かな環境で勉強に集中できる。街がよい。

 ヴィシーは田舎町、というか温泉保養地なのでお年寄りも多くのんびりしています。あんまり刺激的なこともないのでゆっくり勉強に集中できます。本当に何もないところですが、私的にはとても気に行って、用がなくてももう一回行ってみたいくらいです。おいしいパン屋、アイスクリーム店もあり、レストランを探すのも楽しかったです。

 

授業のクオリティはなかなかよい

 授業自体はもう最高!というところまでではなかったですが笑、私の授業を担当した先生はとても元気な女の先生で楽しく続けることができました。ipadを使って町の人にインタビューしたり、グループワークでそれぞれのブログを立ち上げる、などの授業もあり、講義をずっと聞くというスタイルではなく、双方向のやりとりやアクティブな授業が多かったです。

 

図書館がよい

図書館が結構充実して自習をしたい人にはありがたいです。

 

 

【デメリット】

若干国籍に偏りがあったような。。

レベル的・時期的な問題なのかもしれませんが、私のクラス(B2)くらいには、秋から学部留学するブラジル人たちが多く来ていて、半分以上はブラジル人でした笑。ポルトガル語なまりのフランス語は正直わかりづらい。。。parce que を「パスケ」って発音するし。あと言葉が近いからでしょうか、文法や作文が同じくらいか下くらいに思えるのに、しゃべりは異常にできるので発言がどうしても偏る、といったことがありました。

 

食堂がいけてない。

値段はそんなに高くないんですが、いかんせん味が・・・まあ、近くに美味しいパン屋もありますし、私の場合は宿が近かったので帰って食べていました。

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さて、今日はフランス現地の語学学校「カヴィラム=アリアンス・フランセーズ」の紹介をさせていただきました。ではまだ次回!

A la prochaine fois !